モラハラ夫に怯えた過去

モラハラ夫と離婚した記録

ご飯の支度をするということ

 

結婚から20年後

専業主婦からパート勤務にはなったが

子供のお弁当も、毎食事も

上手には出来ないが作ってきた

 

不得意でも

毎日家族のために

献立を考え買い物をし

時短を考え

他の家事と並行して

効率よく動くために

順番を組み立て

みんなのタイミングを見計らい

夏の暑い時でも揚げたてを出し、、、

 

たまには体調第一にして

出来合いのを買ってきて

温めたりお皿に盛り付けたり

野菜だけは切って添えたり

 

感謝してくれ、と言いたいんじゃない

 

私はご飯の支度をすることで

この家での役割を担っている

そう思っていたが

 

夫婦2人になるやいなや

 

朝早くからの弁当作りが

うるさくて寝てられんかった、とか

これ誰が好きで作ってんの?

俺好きじゃないんだけど、とか

昼くらい自分の好きなものを

買って食べるから、とか

味見もせずに

いきなり香辛料ぶっかけたり、とか

なんなら俺のは味付けせんで、

俺が自分でするから、とか

 

 

なんじゃそれ

 

 

温かいものを出せば

熱い!!と言い

完全に冷ました後で、チン

少し食べては、チン

あと少しでも、チン

縮み上がった肉を見て

焼きすぎなんよ、これ!だと

 

 

なんじゃそれ

 

 

 

俺様に合わせてやれないなら

とっとと出て行けばいい

嫌なら

さっさと実家に帰ればいい

俺の金で暮らしてるんだから

俺の言う通りにすればいい

 

 

生活のあらゆる場面でそのスタンス

 

ご飯の支度をすることは

たいしたことではないらしい

 

食べたい時に買ってくればいい

カレーはレトルトで

ラーメンはカップか袋で

肴に刺身や焼鳥串を

 

家族の分を買うのではない

自分一人分だけを買ってくる

 

この人にとって家族は

単なる金食い虫にすぎないのか

 

 

家族の団欒はうちにはない

沈黙と緊張、それだけ

 

 

ご飯の支度をして

団欒を作り上げることが出来ない今

この家で私が存在する価値は

ない